<仮想市場法に基づく留置場建設構想の外部効果の計測>

 東京都は原宿の竹下通り・東郷神社のすぐ横に、全国で最大規模の留置場を建設しようとしている。
この構想が実現された場合の周辺 関係者に与える被害金額をCVMによって算定した結果、数千億円
のオーダーになることがわかった。
 
こうした計測結果を見る限り、今後都庁は便益帰着構成表を作成するなど、本格的な費用対効果分
析を行う必要がある。場合によっては、被害金額に見合った地元補償 や、地域商業に寄与する形で
のプランの一部修正を迫られる可能性も否定できない。

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因子分析に基づく原宿各エリアのまちづくりコンセプトの検討・提言>

 現在、発展途上にありながら、将来の方向性が十分に定まっているとは言い難い商業的集積として、
以下の6ゾーンを取り上げた。
  1)神宮前2・3丁目商店街
  2)竹下通り裏手
  3)穏田商店街
  4)キャットストリート
  5)神宮前4丁目表参道裏手
  6)神宮前5丁目青山通り裏手
 上記のゾーンごとに好感度データを来街者から収集し、因子分析を行った結果、各ゾーンのまちづくり
コンセプトが導出されると同時に、 早急に解決すべきポイント等が明らかとなった。

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<渋谷駅開発への提言;青山の丘からのアプローチ>

 現在、検討が進められている渋谷駅開発においては、動線の確保を第一の目標としているために、駅
周辺の各地域の特性・特長を消失させかねない。そこで、来街者を対象に歩行者流動や来街目的につ
いて科学的な調査・分析を行ったところ、例えば青山・原宿への玄関口である駅の東北方面には、宇田
川・円山町の歓楽街的なるものの横溢を防ぐために、芸術性豊かなモニュメントを設置すべきとの提案
が得られた。同様なアプローチで検討を進めれば、駅周辺の将来コンセプトや施設計画についても、い
くつか重大な修正点が指摘される。

第3セクターの経営分析>
 まちづくりの重要な主体でもある各種第3セクターを対象に、多変量解析手法を用いて経営上の評価・
診断を行う(国土交通省との共同研究)

<道路サービスの価値評価>
 CVMを加味した費用対効果分析を行う(野村総合研究所との共同研究)。




渋谷駅東側の再開発コンセプトの検討>
 鉄道・道路・地下開発に終始した渋谷区の調査(GP21)を、さらには周辺市街地まで取り込む形で実証的に
検討するもの(関係企業・商店主・住民と協働で推進) 。

<青山通りと沿道の街並みづくりの検討>
 青山通り(宮益坂上交差点〜外苑前交差点)とそれに接続する他の道路、およびその沿道のまちづ
くりについてCCS(City Cruising System)を用いて検討するもの(国土交通省と協働して実施)。